研究設備
保存菌株
キノコ科学研究所では、様々なキノコ菌株を保有しております。
特に静岡県の自然林より得た腐朽木材から分離した木材腐朽菌類を、現在150種ほど保有しております。大半の菌は、真核生物のタンパク質合成に重要な役割を果たすリボソームDNAの遺伝子間領域配列(ITS)配列を用いて菌種予測を行っています。タマチョレイタケ目(Polyporales)、ハラタケ目(Agaricales)の木材腐朽菌が中心となったコレクションとなっています。特段の事情がない場合、1−2年毎に自然林などに腐朽木の採集を行い、数十株ずつコレクションを増やしています。
きのこ保存菌株(静岡大学)