研究内容

キノコ類のゲノム情報基盤の整備

膨大なDNAの塩基配列を決定することができる次世代シーケンサーの普及により、ゲノムシーケンスの高速化とコストの低下が進み、ゲノム科学に大きな変革をもたらしています。さらに、第三世代シーケンサーと呼ばれるDNA一分子を数十~数百kbにわたって塩基配列を読み取ることができるロングリードシーケンサーも出現しています。本研究所では、グリーン科学技術研究所 研究支援室 ゲノム機能解析部に導入されている次世代シーケンサー・MiSeq(Illumina)だけでなく、用途に応じてよりハイスループットなNovaSeq 6000やPacBioロングリードシーケンサーなどを活用してキノコ類のゲノム情報基盤の整備を進めています。このゲノム情報を活用し、バイオインフォマティクスやオミックス解析等の技術を駆使した研究を積極的に推進しています。